えぐぜく_あんち=らぷらんか/.
Ma num ra 0x vvi.
よーくお聞き……
yeeel yeeel idesy, irs wim Rhaplanca.
昔々あるところに、ラプランカという村娘がおりました。
maxim parith, en accrroad wis Rhaplanca.
ラプランカは村の中でも特に誠実で礼儀正しく、とても働き者でした。
bexm dyya, yeeel yeeel ryushe.
ある時、山越え谷越え、三日かけて隣村まで出かけた時のことです。
chs degle art gatyuny tou sor forlinden.
隣村では疫病が流行って、廃村と化していました。
Was nyasri ga enne fowrlle morto ween dor.
ラプランカは憐れんで、村人一人ひとりの為に穴を掘り、その亡骸を埋めてあげました。
flip phira tasyue dornpica.
物々交換に持ってきた野イチゴのジャムを供え、代わりにふと目に留まった花壇に咲く花から種を採取して持ち帰ることにしました。
firle yeeel walasye art grruw frawr phira.
自分の村でもこの花が咲けば、隣村の人達をいつまでも忘れないと考えたからです。
en yeeel yeeel ryushe, pagle tes forlindel der
それから再び三日かけて村に帰りついたラプランカは村長に隣村での出来事を話し、
re fogabe grruw phira ware lof frawr.
村の通りにある花壇で花を育てることを許してもらいました。
accrroad kapa, dople hueaf plina, urr grrena won dor.
村人達も進んで飲み水を分け与え、雑草を抜き、自分の仕事の合間を縫って世話していると、すぐに芽が出てきました。
Was yea ra grruw phira.
ラプランカは勿論、村人達も喜びました。
Fou i wa den synk bexm sol, firle foul forlinden.
しかし時が経つにつれ、どこか村の雰囲気が変わって行きました。
rre walasye na harmon en stelled.
村人達は些細なことで口喧嘩をし、時には殴り合いをすることが増えていったのです。
Wee nyasri ga weel acra fowrlle frawr anw hopb.
ラプランカは悲しみましたが、花が人の心を癒してくれるはずと世話を怠りませんでした。
rre Rhaplanca wael chs phira bautifal vinan frawr.
そしてとうとう美しい真っ白の花弁が開いたとき、喜んだのはラプランカ一人だけでした。
xl kierre, frawr chs vinan rudje.
微笑んだラプランカが瞬きした瞬間、白い花が真っ赤に染まっていました。
nene zash, morto Rhaplanca.
何事かと周囲を見渡そうとしますが、首が回りません。一瞬熱さを感じた後、力が抜けて倒れこんでしまいました。
na reen hynne omnis.
怒号も悲鳴も、ラプランカには聞こえていませんでした。
walasye haf viega art clalliss prooth frawr.
刃物を持った村人によってラプランカの胸は貫かれ、その血が花を染めたのでした。
rre frawr cause art boh clemezen hopb walasye.
……隣村に生えていた花は、その香りや花粉が人の心に作用して、正気を無くしてしまうものだったのです。
savath en ousye jenhah tes forlinden.
ラプランカは自分の村に、災禍の種を持ち込んでいたのでした。
en degle forlinden, irs ar frawr.
こうしてラプランカの村も滅び、種をつけた一輪の花だけが残されたのでした。
1x AAs ixi.
はい、どっとおはらい。
----忘れ去られた古の詩 #hymmnos1gyen